「天龍峡の未来へ行動の一歩」/飯田青年会議所 結いまち事業
飯田青年会議所の「結いまち事業」成果発表会「天龍峡の未来を動かそう!」が9月12日(土)龍江公民館で開かれ、60人が参加した。
ワークショップ参加者が3チームに分かれ天龍峡の課題解決に向けた提案を発表した。回遊を促す「スタンプラリー」や再訪を深める「未来ポスト」、関係人口を増やす「勝手口」、スマホをかざすNFCタグやLINEアプリで周遊を案内する「コンシェルジュ」など、現地視察や聞き取りを経た具体的な施策が示された。
発表後に行われた天龍峡温泉観光協会の牧内健会長と飯田市の佐藤健市長による意見交換では、デジタル活用における維持費や更新の手間といった持続可能性の壁に対し、牧内会長は「真剣に考えてくれた案が一つでも実現するよう頑張りたい」と寄り添う姿勢を提示。佐藤市長も「そらさんぽ」からの誘導改善などに触れ「実現に向けた課題整理へ、一回目の会合を開きたい」と迅速な協議開始を約束し、会場の注目を集めた。
結いまち委員会の原尚史委員長が「ここがスタートライン」と意気込む通り、発表会は一歩目に過ぎない。若者の熱意と地域のトップの決意が重なり合い、提案を具現化する官民協働の新たな歩みが、ここ天龍峡から広がりを見せようとしている。