グループ紹介 JAみなみ信州女性部龍江支部「つぼみ」

JAみなみ信州女性部龍江支部の多目的グループ「つぼみ」は、18年前、小林むつゑさん(宮沢)を中心に約20人で発足した。活動の目的は、龍江の子どもたちに郷土料理や伝統行事、食の大切さを伝え、交流を深めることにある。
グループ名 「つぼみ」には、花が咲く前の蕾のような存在である子どもたちに、地域の大人たちが関わることで、より大きく美しい花を咲かせてほしいという願いが込められている。発足当初は、保育園での餅つき活動から始まった。現在は、餅つきに加え、五平餅づくりや、野菜の種まき・収穫といった食農体験も行っている。
12年前からは小学校で郷土料理クラブの指導も始め、年間5回ほど児童とともに五平餅やおやき、おはぎを作り、郷土料理の継承に取り組んでいる。郷土料理クラブは毎年人気があり、希望しても参加できない児童もいる。
現在は14人で活動を続けており、代表の松島千代子さん (田中上)は「子どもたちの楽しんでいる笑顔を見ると本当に嬉しく、やりがいを感じる。これからも地域の宝である子どもたちのために活動を続けていきたい。一緒に活動してくれる仲間をいつでも募集している」と語った。