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<この人>「空気感を描く」/日本画家 岩崎英子さん(一本木)

昨年末、岩崎さんは令和5年に描いた作品「祈り」を龍江小学校へ寄贈した。
作品は、この年に始まったロシアによるウクライナ侵攻に心を痛め、戦争の悲しさや愚かさをイメージ。背景にはウクライナの国花ヒマワリを配し女性の手の中には寺院。そこに暮らす人々への想いを込めて描いた。
「寄贈する時に、絵に込めた想いは特に話さなかったが、小学校の児童や先生がその想いを感じてくれた事が嬉しい」と語った。
岩崎さんが描くのは「日本画」というジャンルで、岩絵具(いわえのぐ)をニカワで溶いて描く。あえてガラスを前面に入れず額装し「ザラザラした質感を子どもたちに触ってもらい、この岩を砕いた砂がどうやって絵具になるのかに興味を持ってもらえたら」とも語る。
岩崎さんは「日春展・奨励賞」、「県展・知事賞」、「日本画院・会員賞」等、数多くの受賞歴を持つ。
作品に取り組む時は「空気感と観る人の視線」を大切にしている。
今年、長野県内で6月の南信美術展と、11月の現代の創造展(共に飯田市美術博物館)、9月の県展(安曇野市)に出品する。絵画歴45年の岩崎さんの精力的な活動はこれからも続く。

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