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「よりよい教育をめざして」小中一貫の学園構想始まる

飯田市教育委員会はこの4月から飯田学園構想をスタートさせた。
飯田学園構想は飯田市内にある小中学校を、中学校区ごとに9つの「学園」とするもので、各学園では小中一貫教育を通して小中学校の9年間でこどもたちがどんな姿に育ってほしいのかを、保護者や地域の人と話し合って決め、その実現に向けこどもたちの成長に合わせた学びを進めていくものである。
龍江に関係した学園は、竜峡学園に竜峡中学校、龍江小学校、川路小学校、三穂小学校が入り、竜東学園に竜東中学校、龍江小学校、千代小学校、千栄小学校、上久堅小学校が入ることになった。龍江小学校は竜峡学園と竜東学園の二枚看板を掲げることになる。2つの学園にまたがるのは龍江小学校と丸山小学校の2校。
飯田市では今までも「小中連携・一貫教育」を通して小学校から中学校に進んだ際の環境変化に適応できる教育環境を作ったり、小学校の学習を土台に中学校でさらに基礎学力を伸ばせる教育を行ったりしてきたが、コロナ禍で取り組みが減速してしまった。そこでより確かで実効性が高い「小中一貫教育」が、今まで行われてきたこどもたちが輝く学校を地域ぐるみでつくる「飯田コミュニティスクール」と、生き方教育ともいえる「飯田キャリア教育」を含めて学園構想として行われることになった。
2つの学園にまたがる龍江では多くの課題が残る。学園ごとの教育目標が作られ、9年間でめざすこどもの姿によって学園運営がなされるが、龍江小学校では両方の学園目標に沿って調整しなければならない。各学園の特色を生かして、小中一貫教育を進める核となる「みらい創造科」と呼ば
れる授業が新設されるが、龍江小での学びが、進学する中学校は違っても系統的に連続的につながるよう授業を組み立てていくのはこれからである。
龍江地域づくり委員会ではこのような問題の根底にある通学区の問題も含め、検討委員会を発足させる。宮脇正博会長は今回の学園構想に対して「少子化で学園構想は避けて通れない。9学区のうち遠山郷学園は地理的環境もあり別として、次に考えなければならないのは竜峡学園、竜東学園だと思う。校舎の改築費、教員不足等に対応するため、住民との懇談を深め、もっと先を見据えた構想を練った方がよいのではないか」と話した。

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