<この人>あの事業の仕掛け人/熊谷秀男さん(尾林上)
これまでに18回開催されている国際自転車大会TOJ信州飯田ステージの誘致、昨年リニューアルオープンした「りんごの里」の平成11年開業など、誰もが知る事業の仕掛け人を務めた熊谷さんがこの程「熊谷秀男76歳の自分史」を出版し話題となっている。
熊谷さんは龍江生まれ。飯田高校から亜細亜大学へと進み、キューバで3ヶ月間の援農ボランティアを経験した。飯田市の農協へ就職後は労働運動に積極的に参加。地元労組のトップに就任すると、不当労働行為に対して24時間ストライキを決行し要求を勝ち取るなど数々の武勇伝を残した。その後、農協総務部企画課長となり先に挙げた事業を筆頭に、様々な事業の仕掛け人として地域の発展に大きく貢献してきた。
熊谷さんの長年の夢を実現させたNPO法人七和の会が運営する「よりあい処ほたる」は四区唯一の居酒屋として昨年で開業10周年を迎えた。「自ら楽しむことが長続きの秘訣」と熊谷さんは事も無げに語る。
学生時代、三億円強奪事件の犯人の似顔絵に似ているからと捜査員の訪問を受けたことなど、興味深いエピソードが盛りだくさんの熊谷さんの自分史は飯田市立中央図書館と龍江分館に寄贈されており、借りることができる。