「100周年に向けた新たな試み」/名勝天龍峡をどり
天龍峡の姑射橋周辺で9月5日(土)に「名勝天龍峡をどり」が開催された。この催しは昭和60年まで天龍峡で踊られていた盆踊りを、平成22年に復活させたもので「龍峡小唄」を三味線の生演奏と歌い手の声に合わせ踊る伝統的な行事だ。太田下広場では子ども縁日が開かれ、姑射橋広場には屋台が並んだ。
天龍峡をどりは今年で99年目、来年の100周年に向けて新たな試みが行われた。1つ目は竜峡中学校3年生が主体となって企画した「天龍峡フェス」。姑射橋横のメインステージでは、吹奏楽やダンス、〇×クイズ、合唱などが行われた。2つ目は水窪町一行による水窪の盆踊り「ノーサ」と「セショウ」2曲の披露があった。浜松市水窪町はJR飯田線沿線の町で、過去には天竜川を通じての交流があり、今後は三遠南信自動車道でも結ばれ、飯田市とは地域的、歴史的にも関係が深い。
水窪町の鈴木清孝さんは「100周年に向けた取り組みを進める中、縁があって飯田地域との交流が生まれ、距離が近くなったと感じている」と話し、今後の道路整備などにも期待を寄せた。
踊り手の人数を合わせると今年の参加者は約2500人。姑射橋の上は大いに盛り上がりを見せた。最後に舟着き場付近から花火が上がり、眼前に開いた花火が、迫力と美しさで参加者たちを魅了していた。