「龍江の土で土器づくり」/(寄稿)地域おこし協力隊 平沢沙峰
龍江第一集会所の隣で8月22日(土)土器づくりを行った。参加者は全部で8人。一冊の本をきっかけに縄文生活に憧れ、その土地の粘土で土器を作りたいと思った折、平澤健さん(第一)が所有する山で粘土が採れるとのことで実現した。8月19日(水)には山の整備も兼ねて現地の下見を行った。そこはかつて田んぼだった場所だという。当日は資料を見ながら龍江の土地の歴史や、この地域で陶芸が盛んな理由について話を聞き、参加者は山へ入った。そして実際に土を掘り粘土を採掘した。採った粘土を持ち帰り天竜川の川砂を混ぜ、ひたすら練っていく。いよいよ土器づくり。柿の葉を下に敷いて、器や土偶などを思い思いに作った。しかし、やってみるとこれが意外と難しい。粘土の重みで徐々に形がつぶれてしまう。
「昔の人は一体、どう作ったのだろう」そんな話をしながら土と向き合った。山で採った土が、自分たちの手で器へと姿を変えていく。身近な土地の土からものを生み出せる。自分たちで体験して気づく面白さと、昔の人々の暮らしに思いを馳せる一日だった。次はいよいよ野焼き。ひび割れず焼けるか、あとは神頼みである。